Wake Up, Girls!と自分の想い出

2019年3月8日、Wake Up, Girls!のFINAL LIVE SSAに参加してきた。そして、3/10はゲーマーズの衣装展に行ってきた。これで自分のワグナーとしての活動(?)は終了したと思ったので、今までの想い出、WUGへの感謝を書いていきたいと思う。自分が将来、5年後、10年後、いつかわからないけど、この文章を読んで当時の記憶を鮮明に思い出せるように、大切な想い出を形にしておきたい。初めて長い文章を書いていくので、とっちらかった文章になると思うけど頑張って書いていこう。

WUGと自分の出会いは、旧章のアニメではなく、灼熱の卓球娘だった。もともとWUGの存在は知っていた。アニサマとかのフェスで見たりしていたので、どんな感じなのかはなんとなくわかっていた。当時は、大変失礼でしたが、ぱっとしない子達だなぁと思っていた。印象としては、頑張っているなーぐらいだった。あの時はアイドルアニメは、ラブライブとかアイマスが有名で、それに埋もれている感じだと思っていた。自分も学生だったから、あまり多くの人達を応援していくことは時間的にも、金銭的にも厳しい状態だったので、WUGは応援しないことにしていた。そんな自分がWUGを再び知ったのは卓球娘だった。昔卓球をしていたので興味があってみていた。そのEDの曲が「僕らのフロンティア」だった。正直、すごくいい曲だなと思った。7人それぞれの歌声が一つの楽器のようなきれいさがあった。fullを聴いて、ラストのみにゃみのソロに完全に惚れた。こんなに力強く、まっすぐ一直線に歌声を伸ばしていける人は初めてみた。それからずっとみにゃみ推しです。そこから、他のWUGの曲を聴いたり、ライブ映像をみたりして、どんどん好きになっていった。ただそれも好き止まりで、応援しようとはあまり思っていなかった。

それがここまでWUGにはまったきっかけになった曲はTUNAGOだった。初めてこの曲を聴いたとき、なんて美しい曲なんだと思った。今まで、かっこいい曲、楽しい曲、しんみりした曲、色々な曲を聴いてきたが、美しいと思ったのは初めての経験だった。MVも観たとき感動した。このユニットの存在する意味を強く感じて、これから応援していこうと決意してわぐらぶにも入った。そのあとライブに参加していき、さらに沼にはまっていった。普段からCDで聴いていた曲とはまた違った印象だった。実際に間近でダンスや歌を聴いて圧倒され、もっともっとライブに参加したいと思ってた。

そんなWUG熱が最高のときに、解散発表があった。すごくショックで悲しかったのと同時に、もっと早くから応援したかったと後悔した。だからこそ、FINAL LIVE TOURはできるだけ参加しようと思った。親戚の都合で徳島公演には参加できなかったが、それ以外は参加した。たくさん想い出ができた。

Part1の市原では、初めての最前席で観ることができた。そこでアニサマのサプライズ発表があった。目の前でよっぴーが号泣しているのをみて、自分も泣いてしまった。アニサマの出演者にいなかったのをみて、最速先行のタイミングで、運営の要望欄のところに「WUGを出してほしい」と書いていたので、自分の願いも叶ったのがうれしかった。座間公演はひたすら笑顔で楽しんだ。特にSEMはWUGちゃんねるの伏線回収みたいで楽しかった。大宮公演は2階だったが、目の前にななみんとかやたんがきてくれた。かやたんの前で「かやが好き!」のコールができて幸せだった。

Part2の大阪公演はまず、初めのスキノスキルの演出からのゲーム映像、そして7人全員参加して剣を使ってのoutlaner rhapsodyは最高だったし、他のどのライブにもない演出だった。そして企画コーナーのコント。やっぱりWUGちゃんは面白いなと感じた。岩手公演は、最初行く予定がなかった。時間的に厳しかったから、初めはチケットを取っていなかったが、やっぱり行かずに後悔したくない。そうして参加した公演だった。かやたんの岩手への想い、メンバーの想い、そして言の葉 青葉の合唱。行かなかったら一生後悔しただろう。感動したのと同時に、WUGの終わりを意識しなくてはならないと考えさせられた。岩手を経て、かやたんがより好きになった。横須賀はクリスマスライブということで、また楽しいWUGちゃんを感じた。そして夜公演。これも忘れられない瞬間となった。FINAL LIVE SSAの発表があった。あの時のみんなの歓声は忘れられない。自分は、その時Part3の仙台、千穐楽、夜公演のチケットが取れていなかったので、WUGの最後をみることができないと思っていた。そんな中、もう一度WUGに会える。そんなチャンスに心から喜び、叫んだ。

Part3、熊本公演。よっぴーの手紙に涙した。熊本という土地での生活と仕事の両立の難しさ。それに対して周りにあたってしまう。よっぴーは自分の人間らしさを隠さずにワグナーに伝えてくれる。だからこそ、今のよっぴーの姿に感動し、応援したくなる。そしてそのあとの「わたしの樹」。自分はよっぴーのソロ曲、わたしの樹が大好きだ。聴いていると自然と涙がでてくる。ラスサビ前の「与えられたものをかえす時間だ さぁ」という歌詞。よっぴーの熊本、家族への想いを感じられた。それと同時に自分もWUGからもらったものをかえす時間なのだと感じられた。二度目の大阪公演ではメンバーのソロ曲の披露。ファンミで最後になると思っていたので、すごくうれしかった。ソロ曲は、それぞれの個性や伝えたいことがしっかりとしていて、全部好きだ。特にまゆしぃの「手紙」。優しい歌声と少し切ない歌詞。まゆしぃにしか歌えない曲だと思う。長野公演ではみゅーちゃんが企画してくれた。メンバーそれぞれが他の場所で頑張ってくれたからこそ、長野とWUGをつないでくれた。ひとつの奇跡のように感じた。みゅーちゃんから餅もらいました。ありがとう。徳島にはいけなかったけど、Twitterをみたら、ななみんがステージ上で寝たと書いてあって、混乱した。これもななみんワールドと思いつつ、こういうことが許されるのはななみんの人柄によるものだと思った。愛知公演は地元公演だった。生まれ育った場所でWUGがライブをしてくれることが単純にうれしかった。そして、バレンタインライブということで、チョコ配りもあった。自分は再び、今度は2回もみゅーちゃんからもらった。ほんとうにありがとうございました。愛知公演はなにかWUGちゃんもテンションが高く、爆発していた印象だった。地下鉄ラビリンス、一度も成功していなかった気が・・・。それも楽しかったからOK。そして千穐楽の仙台公演。2日目の夜公演は当日券が取れたので、両日昼夜ともに参加できた。長かったTOURもこれで最後。結果は最高の公演だった。あいちゃんの企画コーナーでは今まで振り付けをしてくれた曲とソロ曲を披露してくれた。自分はminority emotions、ハートライン、桜色クレッシェンドの流れが好きだった。minority emotionsはあいちゃんの初期のころ、自分を表に出せないころのあいちゃんを感じた。ハートラインではあいちゃんとWUGメンバーとの関係。そしてあいちゃんとワグナーの関係を感じた。この曲の「わからずに空回り もう離れてしまった糸も 時が経ち新しい未来で いつかまた出会えるはずだよ」という歌詞。いつか自分たちとWUGが出会える日がくる。そんな風に応援されたような感じがした。そして、かやたん達がサプライズをあいちゃんにしかけた。それに対して、ワグナーも普段のコールを変えて、あいちゃんコールに変えた。どこまでもあいちゃんへの愛を感じた。最高でした。桜クレッシェンドはWUGとの別れのさみしさ、そして新しい門出へのポジティブな想いを感じた。そしてラストの今までお世話になった、仙台の方々のメッセージ映像。あいちゃんはどこまでも仙台とWUGが好きなんだなと思った。あの光景は忘れられない。最後にみんなでありがとうといえてうれしかった。もう一つ印象に残っていることは、夜公演のまゆしぃの涙だ。あんなに号泣しているところを初めて見た。それだけでも自分は泣いていたのだが、まゆしぃが他の6人に、私を受け入れてくれてありがとう と泣きながらお礼を言っていた。これも、今では当たり前のようにみえるけど、ほんとは当たり前ではない。6年間、ずっと一緒にやれてきたことも奇跡なのかもしれない。そんな奇跡的なユニットだからこそみんな大好きなんだと思う。

最後はSSA。WUGちゃんの夢のステージ。はじめは決まってうれしかったが、正直少し不安だった。埋まるかどうか自信がなかったからだ。以前あったグリフェスでは、同日にバンドリのイベントがあったのも関係してか、幕張の座席に空席が目立った気がした。その光景は悲しかった。こんなに素敵で楽しいグループなのに、みんなに知られていないことが悲しかった。それと同じ思いをまたするのかと思うと嫌だった。でもWUGちゃんのそれぞれの現場で宣伝してくれたこと、鷲崎さんの布教活動、ワグナーの周りの人の勧誘が実を結んで、sold out。すごくうれしかった。SSAを埋められる声優ユニットなんて数えるほどしかいない。その時点でもう伝説になった。本番は最高で最強だった。WUGのアニメの歴史、声優ユニットの歴史、明るさだけないこと、そして今のWUGを表した新曲4曲のセットリスト。これでもかと曲を詰め込んで、最高を更新し続けた。1分1秒も無駄にしないという気持ちが感じられて、自分も全力で楽しんだ。どの曲も大事に聴いた。中でも「さようならのパレード」は今までのWUGの集大成のような振りに、一切濁さずに別れ、さようならを伝えてくれた歌詞。間違いなく、自分のにとって特別な曲になった。そして最後の手紙に号泣した。WUGを見つけてくれてありがとう と言われたが、それはこちらが言わなければならない。WUGを教えれくれてありがとう と。メンバーそれぞれ、自分の場合はみにゃみが他の現場で頑張っていたからこそ、WUGを知ることができた。そしてこんなにも楽しくて幸せになれたことは初めてだった。ほんとうに感謝しています。ありがとうございました。

気づけば、こんなに長い文章になってしまった。

Wake Up, Girls!が大好きで、メンバーそれぞれ全員大好きです。今までありがとうございました。これからも、Wake Up, Girls!が残してくれたものを大事に、7人それぞれをもっと応援していきたいと思います。5年後、10年後もWake Up, Girls!の想いでは忘れないと思うけど、もしも忘れてしまっていたら、この文章を読んで、どれだけWake Up, Girls!を好きだったか思い出して、いつまでも大切にしていきたいです。

それでは、第二の人生へ